アニメ『炎炎ノ消防隊』は、“焰”と“信仰”を軸に、圧倒的なスケールで人間の生と死に迫る異色のダークファンタジーです。
物語の燃え上がるようなエネルギーは、毎話の戦闘や演出にとどまらず、その世界観を音楽によって拡張してきました。
この記事では、壱ノ章から最新の参ノ章(第3期)までに使用されたすべてのOP・ED主題歌を網羅し、それぞれの楽曲が持つ意味や演出との親和性にまで踏み込んで紹介していきます。
“ただの挿入曲”としてでなく、キャラクターの内面や物語の主題を音楽という形で補完する存在──
『炎炎ノ消防隊』の主題歌たちは、まさにそんな“燃える旋律”で構成されています。
とくに2025年に放送開始された参ノ章(第3期)では、女王蜂の「強火」、梅田サイファーの「ウルサイレン」といった、これまで以上に尖った音楽性をもつアーティストが起用されています。
主題歌一覧を確認したい方、曲名やアーティストを調べたい方、また「この曲がいつのタイミングで流れていたか」を振り返りたい方にも、最適なガイドとなるよう構成しました。
“音楽で火を描く”──そんな無謀とも思える試みの中にこそ、『炎炎ノ消防隊』の美しさは宿っています。
以下より、各章ごとの主題歌を詳しく紹介していきます。
壱ノ章(第1期)OP・ED主題歌一覧とその役割
OP1「インフェルノ」/Mrs. GREEN APPLE
第1期の第1話から第14話までを彩ったのが、Mrs. GREEN APPLEによる「インフェルノ」です。
その名の通り、炎を中心に据えた本作のテーマを象徴するような、燃え盛るイントロと疾走感が、視聴者の感覚を一気に非日常へ引き込んでいきます。
歌詞に織り込まれた「この業火すらも光」というフレーズは、炎という災厄を“希望”としても捉えられる物語の二重性と響き合います。
ED1「veil」/須田景凪
「veil」は、主人公たちの“日常と戦場の狭間”を描いた詩的な一曲です。
「veil=ベール」は、まさに作品全体に被さる仄かな陰。
炎の向こうにある何かを、直接ではなく、“かすかに触れる”ようなアプローチが特徴的です。
OP2「MAYDAY feat. Ryo」/coldrain
Ryo from Crystal Lakeのシャウトが火力を増し、
“この世界で生きるということ”の苛烈さを音楽で可視化する試みだったと感じられます。
ED2「脳内」/Lenny code fiction
「脳内」は、“火が消えた後の静けさ”を象徴するような曲です。
戦いの記憶、失ったもの、答えのない問い──
余白の多いエンディングとして、視聴後の余韻を引き出します。
弐ノ章(第2期)OP・ED主題歌の深化と世界観の拡張
OP1「SPARK-AGAIN」/Aimer
Aimerのハスキーな声が、火花のように瞬き、燃え広がる。
ED1「ID」/Cider Girl
「ID=アイデンティティ」というテーマに即し、個と個のつながりを描き出します。
OP2「Torch of Liberty」/KANA-BOON
自由を掲げて走るシンラ──彼は、自らが“火”そのものになろうとしている。
ED2「ディザイア」/PELICAN FANCLUB
黄昏の街、静かな視線──
情熱の“残り火”をかたちにしたようなED。
参ノ章(第3期)OP・EDの最新情報と注目ポイント
OP1「強火」/女王蜂
2025年4月5日配信、4月30日CDリリース。
炎と激情の融合。シリーズ屈指の“高温”主題歌。
ED1「ウルサイレン」/梅田サイファー
ヒップホップの文脈で、叫びをビートに変える。
騒がしい街とサイレンの狭間に潜む本音をすくい上げる。
注目ポイント
第2クールの主題歌は未発表。次なる“火”は誰が灯すのか──
炎炎ノ消防隊の主題歌が担ってきた役割とは
世界観の拡張装置としての主題歌
感情の炎を音で描く、それがこのシリーズの主題歌群の役割でした。
心の炎を映す音
インフェルノ、SPARK-AGAIN、強火、ウルサイレン──
それぞれに宿る“火”の違いを比べながら聴き返したい。
映像と楽曲のシンクロ
OPは演出も構成も「音に合わせて呼吸している」
記憶に残る主題歌たち
旋律とともに物語を思い出す。
“耳の中の物語”として残る主題歌。
まとめ|炎炎ノ消防隊と共に燃えた主題歌たち
本作の主題歌たちは、音楽で火を描いた稀有な試みでした。
燃え上がる衝動、鎮火後の余韻、見えない心の業火──
それぞれの曲が、作品と響き合いながら燃えていました。
- 壱ノ章:インフェルノ/veil/MAYDAY/脳内
- 弐ノ章:SPARK-AGAIN/ID/Torch of Liberty/ディザイア
- 参ノ章:強火/ウルサイレン
新たな主題歌の発表にも注目しつつ、これまでの楽曲とともに、物語の熱を思い返してみてください。



