ドラゴンボール40周年記念|全42巻セット「Double Cover Box」紹介レビュー

あらすじ・内容整理
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2025年5月9日、「悟空の日」にあわせて予約受付が始まった『ドラゴンボール』40周年記念全巻セット。

この日を待っていたファンにとっては、単なる再版ではない、新たな“読書体験”としての贈り物です。

全42巻の「Double Cover Box」仕様には、各巻ごとに豪華作家陣による描き下ろしカバーが付き、その視覚的な再解釈も話題になっています。

本記事では、この記念セットの仕様や価格、作家一覧、購入方法に加え、なぜ今このセットが“読むべき”ものなのかを、丁寧に解説していきます。

  1. ドラゴンボール40周年記念とは何か──「悟空の日」に贈られた集大成
    1. ジャンプの象徴としての40年
    2. 「DRAGON BALL GALLERY」から続く連動企画
    3. “読む”ことの中心に据えられた周年企画
    4. “記念品”であり“導入”でもある
  2. 全42巻セットの特徴──「Double Cover Box」が示す新しい装丁の美学
    1. ダブルカバーという設計思想
    2. 描き下ろし表紙の視覚的多様性
    3. ボックス収納と重量感
    4. 付属特典:カバーイラストカードとインデックス
    5. 価格設定と市場価値
  3. 42人の豪華作家陣──ドラゴンボールを“描く”という挑戦
    1. ジャンプの黄金期を築いたレジェンドたち
    2. 令和ジャンプを支える中堅・新鋭作家陣
    3. 異色の筆致と、新たな視点の導入
    4. 42という数字の重みと連なり
  4. ファン心理に応える予約・購入情報──どこで買えるか、なぜ予約が必要か
    1. 予約受付期間と発売日
    2. 主な予約先と購入ルート
    3. 『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』楽天ブックス
    4. なぜ予約が必要なのか──転売対策と限定性
    5. ファン心理としての“備え”
  5. なぜ今、ドラゴンボールを「全巻」で手に取るべきなのか
    1. 断片化された体験から、物語としての「通読」へ
    2. フィジカルメディアとしての“読む”ことの強さ
    3. 描き下ろしカバーが誘う“再解釈”の可能性
    4. 「終わっている物語」を読むことの安堵
    5. 次の世代へ渡す「物語のかたち」として
  6. まとめ|「読むこと」から始まる、もうひとつの冒険

ドラゴンボール40周年記念とは何か──「悟空の日」に贈られた集大成

2024年で連載開始から40周年を迎えた『ドラゴンボール』。

その記念プロジェクトの一環として制作されたのが、今回の「全42巻 Double Cover Box」です。

予約開始日が設定されたのは、5月9日──“悟空”の語呂にちなんだ「悟空の日」。

単なる記念日にとどまらず、「読む」という行為をもう一度この日に結びつけるための、象徴的なタイミングです。

ジャンプの象徴としての40年

1984年、『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした『ドラゴンボール』。

連載終了は1995年ですが、アニメ化・映画化・ゲーム展開などを通して、物語は今も世界中で消費され続けています。

40年という区切りは、商業的記念というよりも、文化的継承の節目として捉えるのが自然でしょう。

「DRAGON BALL GALLERY」から続く連動企画

このセットのカバーイラストは、週刊少年ジャンプで連載中の作家を中心に、42名が参加した企画「DRAGON BALL GALLERY」から派生したものです。

それぞれの作家がドラゴンボールの1巻分のカバーを描き下ろすという構成は、連載時の表紙と“対話”する形式でもあります。

原作と読者、そして新しい表現者たちが、ひとつのパッケージの中で交差する──このダブルカバーは、そうした世代間コミュニケーションの場でもあります。

“読む”ことの中心に据えられた周年企画

ドラゴンボール40周年は、グッズや記念イベントも多く展開される中で、あえて「読む」ことに焦点を当てたプロジェクトになっている点が特徴です。

フィギュアでもなく、アニメ新作でもなく、42巻の本としての再構築

この選択は、「読まれることによって作品は生き続ける」という信念に支えられているように思えます。

“記念品”であり“導入”でもある

このセットは旧来ファンにとっては記念碑的アイテムですが、次世代の読者にとっては「最初に読むドラゴンボール」としての意味も持ちます。

描き下ろしカバーが話題を呼び、SNSなどでシェアされることで、新たに作品へ触れる契機となっているのです。

「記念のための復刻」ではなく、「これから読む人のための再編集」──その姿勢が、このプロジェクトに深い説得力を与えています。

全42巻セットの特徴──「Double Cover Box」が示す新しい装丁の美学

『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』は、単なる再販ではありません。

“読む”ことと“所有する”ことのあいだにある、美意識と手触りを設計したパッケージ──それがこのセットの本質です。

視覚的な新鮮さと、物理的な充実感を両立させることで、ドラゴンボールという物語を再定義しようとしているように見えます。

ダブルカバーという設計思想

本セット最大の特徴は、各巻がダブルカバー仕様になっている点です。

通常のジャンプコミックス版のカバーの上に、新たな描き下ろしカバーが被せられる構造。

つまり、旧表紙と新表紙が共存する、二重構造の装丁です。

どちらか一方を“正”とするのではなく、40年を経て、複数の表現を重ねることそのものを「記念」とする姿勢が込められています。

描き下ろし表紙の視覚的多様性

42名の作家がそれぞれ異なる解釈でカバーを描いているため、1冊ごとにまったく異なる表情を見せます。

劇画的な構図、ポップアート風の色彩、ミニマルな線描、厚塗り風のタッチ──どれもが“その人が見たドラゴンボール”として成立しています。

結果的に、ひとつの作品を異なるレンズで42通りに再提示するアートブックのような趣も漂います。

そしてそれは、漫画というメディアの豊かさそのものでもあります。

ボックス収納と重量感

42巻を4つのブロックに分けて収める専用ボックスは、各巻の背表紙が並んだときにひとつのビジュアルになるよう設計されています。

いわゆる「背表紙アート」による並びの美しさはもちろん、重厚な外箱の存在感もまた魅力です。

「並べて持つ」ことを前提に作られたデザインには、書棚を一つの舞台に変える力があります。

それは、かつて本棚にドラゴンボールを揃えていた記憶を持つ世代にとって、再演でもあるのです。

付属特典:カバーイラストカードとインデックス

セットには、各巻の描き下ろしカバーイラストを再録したポストカードサイズの「イラストカード」42種も封入。

これは、カバーを別の形でコレクションとして楽しめるようにする工夫であり、実用と鑑賞の間を橋渡しするアイテムです。

また、全巻に対応するオリジナルインデックス8種も同梱され、巻数の検索や整理に役立つ設計になっています。

こうした細部にまで行き届いた配慮が、価格相応の納得感を生み出しています。

価格設定と市場価値

31,800円(税込)という価格は、1冊あたり約757円に相当します。

ジャンプコミックスの通常価格に描き下ろしカバー、イラストカード、収納ボックスといった特典が加わったことを考えれば、「記念セット」としては破格とも言えるでしょう。

特に、42人の作家の直筆に近い表現を各巻ごとに見られるという意味では、アートブックに近い価値を持ちます。

こうした造形的・視覚的な楽しみ方が加わることで、「読む」ことの手前にある所有欲にも応えているのです。

42人の豪華作家陣──ドラゴンボールを“描く”という挑戦

『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』を特別なものにしている最大の要因──

それは、1巻ごとに異なる作家が描き下ろしたカバーイラストの存在です。

ジャンプの歴史を彩ってきた巨匠から、新世代の旗手、そして異色の作風で知られるアーティストたちまで。

このプロジェクトには、「ジャンプ」という枠を越えて広がる“作家たちの対話”が刻まれています。

ジャンプの黄金期を築いたレジェンドたち

井上雄彦(『SLAM DUNK』)、冨樫義博(『幽☆遊☆白書』『HUNTER×HUNTER』)、尾田栄一郎(『ONE PIECE』)、久保帯人(『BLEACH』)、和月伸宏(『るろうに剣心』)。

彼らは『ドラゴンボール』をリアルタイムで追い、影響を受けながらも自らの“ジャンプ黄金期”を築いた世代です。

今回、それぞれが自作のスタイルを維持しながら、ドラゴンボールを再構築している点に注目すべきでしょう。

たとえば尾田栄一郎が最終巻(42巻)を担当したことは、『ONE PIECE』とのバトンタッチ的な象徴性を感じさせます。

令和ジャンプを支える中堅・新鋭作家陣

藤本タツキ(『チェンソーマン』)、芥見下々(『呪術廻戦』)、堀越耕平(『僕のヒーローアカデミア』)、吾峠呼世晴(『鬼滅の刃』)といった、現代の看板作家も多数参加。

彼らは「読者としての記憶」と「作家としての表現」が交錯する世代。

キャラクターの配置、目線、構図──それぞれに、“あの時”の読書体験が染み込んでいます。

現代の価値観と美意識で編み直されたドラゴンボールを通して、物語が更新されていく感覚があります。

異色の筆致と、新たな視点の導入

石田スイ(『東京喰種トーキョーグール』)、Boichi(『Dr.STONE』)、出水ぽすか(『約束のネバーランド』)など、ジャンプ本流とはやや異なる文脈の作家たちの参加もまた、全体の色調に広がりを与えています。

彼らが持ち込む視点は、「読むための表紙」ではなく、「見つめられるための表紙」

繊細な質感、抽象的な構図、ノスタルジックな配色──

そのどれもが、原作に新しい“まなざし”を与える力を持っています。

42という数字の重みと連なり

カバーを担当した全42名の作家名は、次の通りです。

  • 尾田栄一郎、井上雄彦、冨樫義博、桂正和、和月伸宏、岸本斉史、久保帯人、空知英秋、矢吹健太朗、藤本タツキ、吾峠呼世晴、芥見下々
  • 天野明、椎橋寛、石田スイ、森田まさのり、Boichi、稲田浩司、島袋光年、田村隆平、うすた京介、星野桂、秋本治、浅田弘幸、加藤和恵
  • 田畠裕基、堀越耕平、藤巻忠俊、出水ぽすか、麻生周一、原泰久、篠原健太、小畑健、遠藤達哉、松井優征、佐伯俊、オオイシナホ、池本幹雄
  • 戸塚慶文、とよたろう

この一覧に目を通すだけで、「ジャンプ」という場がどれだけ多様で、どれだけ層の厚い表現の場であるかが伝わってきます。

そして、42巻という完結した物語が、それぞれ異なる個性と向き合うことで再び“開かれる”構造──。

そこに、この全巻セットが単なる記念アイテムにとどまらない理由があります。

ファン心理に応える予約・購入情報──どこで買えるか、なぜ予約が必要か

『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』は、数量限定の予約商品です。

販売開始後すぐに手に入れられる一般流通品ではないため、入手には事前の手続きが必要になります。

このセクションでは、予約可能な店舗、特典内容、価格比較、注意点を整理して紹介します。

予約受付期間と発売日

予約開始日は2025年5月9日(金)

この日は「悟空の日」としてファンにはおなじみの記念日であり、今回の企画の“始まり”を象徴する日でもあります。

予約期間は2025年8月3日(日)までを予定。

発売日は少し先で、2026年2月4日(水)を予定しています。

予約終了後の再販予定は発表されておらず、原則として予約者のみが購入可能です。

主な予約先と購入ルート

現在、以下のオンラインストアで予約を受け付けています:

いずれも価格は定価と同じ31,800円(税込)で統一されています。

販売手数料や送料の有無、ポイント付与などの条件が異なるため、比較検討がおすすめです。

『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』楽天ブックス

なぜ予約が必要なのか──転売対策と限定性

過去にもドラゴンボール関連の限定商品は、発売直後に即完売し、高額で転売されることがしばしばありました。

今回も限定生産であることから、発売後の店頭流通や重版の可能性は極めて低いと見られています。

また、42人の作家が関与する限定装丁である以上、後日単巻販売などが行われる可能性も低く、この形で手に入るのは今回限りの可能性が高いです。

だからこそ、予約という形式が「再販前提の消費」ではなく、「作品との関係を結ぶ手続き」として機能しています。

ファン心理としての“備え”

このセットは、「読む」ためだけでなく、「所有する」「飾る」「語る」ためのアイテムでもあります。

先着順ではなく、予約者全員が購入できる形式のため、焦らずとも手続きさえすれば確実に入手できます。

ですが、購入しない限りは、これらのイラストや装丁に“触れる”ことすらできない

そうした限定性が、多くのファンにとっては「今決断する」理由になっているのです。

なぜ今、ドラゴンボールを「全巻」で手に取るべきなのか

『ドラゴンボール』はすでに何度も読まれ、語られ、映像化もされた物語です。

それにもかかわらず、なぜ今、「全42巻セット」というかたちで手元に置くべきなのか──

この問いには、“読む”という行為の本質的な意味が潜んでいます。

断片化された体験から、物語としての「通読」へ

アニメで育った世代にとって、ドラゴンボールは断片的な記憶として身体に染み込んでいる作品です。

悟空の変身、フリーザの恐怖、ナメック星の終焉、セルゲームの緊張──

しかし、その物語がどう始まり、どのように展開し、どこへ向かったのか。

ひとつながりの「物語」として読み通すことで見えてくる主題や構造があります。

フィジカルメディアとしての“読む”ことの強さ

紙の本には、ページをめくる動作手の重みページに挟まれた空気といった、物理的な体験があります。

このセットは、読者がその感覚とともに再び物語に沈むことを前提にデザインされています。

デジタルでは味わえない「読む環境」を、42冊分の厚みが支えてくれる

読書の中でページを閉じ、深呼吸する時間すらも、作品の一部になっていきます。

描き下ろしカバーが誘う“再解釈”の可能性

今回のカバーは、どれもが現代の作家たちによる解釈に基づいています。

同じ悟空であっても、その表情、背中の角度、空の色には、描いた作家の視点が滲んでいます。

「あの場面を、あの人はこう見たのか」という驚きが、ページをめくる前に訪れる。

その驚きは、すでに知っていた物語に対する、新しい入り口でもあるのです。

「終わっている物語」を読むことの安堵

連載作品を追い続けることには、時として疲れもあります。

結末の見えない物語、いつ終わるか分からない長編、更新の空白──

その点で『ドラゴンボール』は、42巻できちんと終わっている物語です。

ページ数も結末も決まっているからこそ、読者は安心して旅に出られる

そして、その終点に立ったとき、自分がどんな感情で立っているのか。

それを確かめるために、今、読む意味があるのです。

次の世代へ渡す「物語のかたち」として

この全巻セットは、一人で読むものであると同時に、誰かに渡せる物語でもあります。

子どもに、パートナーに、かつての読書仲間に──

この形で作品を手渡せるという点でも、フィジカルメディアの強みが生きています。

読み終えたあとに、本棚に戻すのではなく、誰かの手に渡して、またページが開かれていく

それは、漫画という文化における、最も豊かな継承のかたちかもしれません。

まとめ|「読むこと」から始まる、もうひとつの冒険

『ドラゴンボール』という物語は、すでに完結した作品です。

しかし、それが40年後に“全巻セット”というかたちで再び世に現れたのは、ただ過去を懐かしむためではありません

そこには、読むことの未来をもう一度この作品に託そうとする、編集者や作家、そしてファンの意志があります。

描き下ろしカバーという試みは、ドラゴンボールを「読み直す」という行為に、豊かな導線を与えています。

42人の作家が、その巻のなかに見出した一場面や感情を、表紙という限定的な枠で再解釈した。

その1枚1枚が、読者にとっての入り口となり、再発見となり、あるいはかつて読み飛ばしていた意味へとつながっていきます。

この全巻セットは、記念品でありながらも、これからドラゴンボールを読む人のために作られたものです。

既読者には懐かしさと再発見を、新読者には入り口としての優しさを。

読み終えたあと、そこに残るのは、物語の“力”そのものです。

42冊を並べて、カバーを眺める。

1冊目を手に取り、ページをめくる。

ある場面で立ち止まり、記憶のどこかと繋がる。

その行為ひとつひとつが、40年を超えて続いてきた冒険の、その先の物語なのです。

読むことは、終わった物語にもう一度命を吹き込むこと。

そして、あの日の悟空とともに、新しい旅に出ること。

これは、“読む人のためのドラゴンボール”です。

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