アニメ『黄泉のツガイ』のオープニング(OP)・エンディング(ED)主題歌は、第1クールをVaundy『飛ぶ時』(OP)とyama『飛ぼうよ』(ED)、第2クールを音田雅則『back shot』(OP)と菅原圭『孔雀』(ED)がそれぞれ担当しています。
【アニメ『黄泉のツガイ』全主題歌一覧】
- 第1クール OP: Vaundy『飛ぶ時』(配信中 / CD発売:2026年6月10日)
- 第1クール ED: yama『飛ぼうよ』(配信中 / CD発売:2026年6月10日)
- 第2クール OP: 音田雅則『back shot』(配信中 / CD発売未定)
- 第2クール ED: 菅原圭『孔雀』(配信中 / CD発売未定)
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アニメ『黄泉のツガイ』とは?荒川弘の最新作と主題歌の全貌
『黄泉のツガイ』は、『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』などで知られる漫画家・荒川弘による最新ファンタジー作品です。「月刊少年ガンガン」にて連載され、コミックス累計発行部数は500万部を突破しています。
山奥の静かな村で暮らす少年・ユルと、牢の中で謎の「おつとめ」を果たす双子の妹・アサを中心に展開し、特殊な力を持つ存在「ツガイ」を巡る過酷な戦いが描かれます。
アニメーション制作は、かつて『鋼の錬金術師』を手掛けたスクウェア・エニックス、アニプレックス、ボンズの強力な布陣が再集結。2026年4月4日(土)23時30分より、TOKYO MX、BS11ほかにて連続2クール(約半年間・全24話予定)で放送されています。本編の重厚な世界観を彩る主題歌陣も、豪華なアーティストが集結しました。
【第1クール】OP「飛ぶ時」/ ED「飛ぼうよ」の楽曲情報と魅力
第1クールの主題歌は、現代の音楽シーンを牽引するVaundyが両楽曲の作詞・作曲・編曲を手掛け、オープニングとエンディングが対(ツガイ)になる仕掛けが施されています。

OPテーマ:Vaundy『飛ぶ時』
オープニングテーマ『飛ぶ時』は、Vaundy自身が歌唱を担当しています。
作品の根底にある「旅立ち」というテーマと、過酷な運命に立ち向かう主人公・ユルの強い決意が疾走感あふれるロックサウンドで表現されています。Vaundyは「ふたりの主人公の心情を描いた。それぞれの解釈で自由に楽しんでほしい」とコメントを寄せています。
アニメ本編の映像演出では、ユルとアサの運命が交錯するカット割りとともに、イントロの激しいギターリフが戦闘シーンの緊張感を一気に引き立てる構成となっています。
EDテーマ:yama『飛ぼうよ』
エンディングテーマ『飛ぼうよ』は、Vaundyが楽曲を提供し、シンガーのyamaが歌唱を務めます。両者のタッグは映画『線は、僕を描く』の主題歌『くびったけ』(2022年)以来、約4年ぶりとなります。
素顔を隠したミステリアスな佇まいとエモーショナルな歌声で知られるyamaは、「禍々しい現実や墜落の危険が待っていようと構わない。ただ広い空を目指して駆け出すような強さと優しさを込めた」と語っています。
本編の余韻を残すエンディング映像では、静寂から徐々に熱量を帯びるメロディラインに乗せて、登場人物たちの孤独と絆が情緒的に描かれます。
スプリットシングル&相互セルフカバー配信も展開
2026年4月12日より『飛ぶ時』と『飛ぼうよ』のデジタル配信が開始され、6月10日には両曲を収めたスプリットCDシングルとしてリリースされました。
特筆すべき点として、本シングルにはVaundyが歌う『飛ぼうよ』と、yamaが歌う『飛ぶ時』という、お互いの楽曲を入れ替えたセルフカバー音源も収録されています。作品の核である「対(ツガイ)」の概念を音楽面でも徹底的に追求した構成です。
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【第2クール】OP「back shot」/ ED「孔雀」の楽曲情報と魅力
物語が深まる第2クールでは、ネットシーンやSNS世代から絶大な支持を集める新進気鋭のアーティスト2名が主題歌を担当しています。
OPテーマ:音田雅則『back shot』
第2クールのオープニングテーマは、18歳で発表した『アイウタ』やストリーミング1億回再生超えの『ウエディング』で知られる23歳のソロアーティスト、音田雅則の『back shot』です。
作詞・作曲を音田自身が手掛け、人間の裏の顔や不信感、偽善といった深いテーマを提示しています。「ユルが抱く大切な人を思う純粋な心と、それを利用しようとする外野。誰を信じるべきかという問いを込めた」とコメントしており、物語のサスペンス性を高めています。
映像面でも、ツガイ同士の高度な能力バトルと交錯するキャラクター達の思惑がスピーディに展開し、スタイリッシュなベースラインと重なる演出が特徴的です。
EDテーマ:菅原圭『孔雀』
第2クールのエンディングテーマは、中性的でエモーショナルなハイトーンボイスが特徴の菅原圭による『孔雀』です。
元々原作の大ファンだったという菅原圭は、「エゴなのか愛なのか、不確かな希望を祈らずにはいられない執念を込めた」とコメント。音田雅則から受け取った手紙や楽曲に刺激を受けながらレコーディングを行ったことを明かしています。
アニメのエンディングでは、登場人物たちの心の傷や過去の回想シーンと儚いボーカルが見事にシンクロし、物語のダークな味わいを一層引き立てています。
記者としての考察・音楽演出に見る『鋼の錬金術師』からの進化
アニメ『黄泉のツガイ』における主題歌展開は、アニメソングのあり方として非常に計算された高度な手法だと評価できます。
特に第1クールにおいて、Vaundyという希代のクリエイターがOPとEDの双方を書き下ろし、かつyamaとのスプリットシングルおよび相互セルフカバーという形をとった点は見逃せません。これは単なる話題作りにとどまらず、作中に登場する左右一対の守護神「ツガイ」という設定を、音楽の構造そのもので表現する試みだからです。
ここで過去の荒川弘原作×ボンズ制作の代表作『鋼の錬金術師』(2003年版・2009年版『FULLMETAL ALCHEMIST』)における音楽演出と比較してみます。『鋼の錬金術師』では、ポルノグラフィティやASIAN KUNG-FU GENERATIONS、L’Arc-en-Cielといった当代一線級のバンドによるタイアップ楽曲が物語の「旅」や「世界の広がり」を象徴していました。
これに対し今回の『黄泉のツガイ』では、作品固有の概念である「対(左右・陰陽・双子)」という構造そのものを楽曲の制作工程(1人のクリエイターによる両曲コンポーズ&ボーカルの交差し合い)にまで落とし込んでいます。作品世界との密着度は、過去の荒川弘アニメ作品と比較しても一段上の次元に到達していると言えます。
また、第2クールで音田雅則と菅原圭という、ストリーミング世代のアーティストを起用した点も非常に論理的な戦略です。物語が「村の秘密」から「現代社会と裏のツガイ使い達の抗争」へと移り変わるタイミングで、ネットカルチャー発の繊細かつ鋭利な質感を持つ楽曲を置くことで、作品の持つ現代的なサスペンス性がより強調されています。
荒川弘作品の魅力である「重厚な人間ドラマと容赦のない世界観」を補強する要素として、これらの主題歌群は極めて重要な役割を果たしています。
まとめ
アニメ『黄泉のツガイ』の主題歌は、Vaundy、yama、音田雅則、菅原圭という豪華なアーティスト陣によって、作品のキーワードである「対(ツガイ)」の概念が見事に音響化されています。
第1クールの『飛ぶ時』『飛ぼうよ』はスプリットシングル(CD発売中)として相互セルフカバーも含めて楽しむことができ、第2クールの『back shot』『孔雀』もストリーミング各社で配信中です。アニメ本編の戦闘映像や心理描写と見事にリンクする楽曲群を、ぜひ本編とあわせて堪能してください。
よくある質問
『黄泉のツガイ』OP・EDのCD発売日や配信日はいつですか?
第1クール主題歌(Vaundy『飛ぶ時』/ yama『飛ぼうよ』)は2026年4月12日より先行配信されており、両曲を収録したスプリットCDシングルは2026年6月10日に発売されました。第2クール主題歌(音田雅則『back shot』/ 菅原圭『孔雀』)も各種音楽配信サービスにて順次配信中です。
OP『飛ぶ時』とED『飛ぼうよ』のセルフカバー音源とは何ですか?
Vaundyが歌う『飛ぼうよ』と、yamaが歌う『飛ぶ時』の音源のことです。Vaundyが両曲を作詞・作曲したことで実現した企画であり、6月10日発売のCDシングル『飛ぶ時/飛ぼうよ』および各種配信サービスにて聴くことができます。
『黄泉のツガイ』のアニメ制作会社と放送期間は?
アニメーション制作はボンズが担当し、スクウェア・エニックス、アニプレックスとの共同プロジェクトとして制作されています。2026年4月4日より連続2クール(約半年間・全24話予定)で放送されています。
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