漫画『BLACK TORCH(ブラックトーチ)』の作者はタカキツヨシ先生で、集英社から作品を刊行しています。
2026年7月からはTVアニメの放送も開始され、あらためて作者の経歴や他の作品に注目が集まっています。
この記事では、タカキツヨシ先生のデビューから『BLACK TORCH』連載までの経歴、出版社の情報、そしてその他の代表作について詳しく解説します。
『BLACK TORCH』の作者タカキツヨシとは?経歴と出版社を解説
『BLACK TORCH』を手掛けた漫画家・タカキツヨシ先生は、圧倒的な画力とスタイリッシュなアクション描写で高い評価を得ているクリエイターです。
まずは、タカキ先生がどのような経歴をたどり、どの出版社から作品を発表してきたのかを振り返ります。
- 本名・名義: タカキ ツヨシ(過去には「高木 勇志」名義での活動実績もあり)
- 生年月日: 3月20日生まれ
- 活動開始: 2016年
- 主な出版社: 集英社
タカキ先生がプロとして歩み始めたきっかけは、福岡で開催された出張編集部(キャラバン)での出来事でした。
そこで、後に『チェンソーマン』や『SPY mechanics』『SPY×FAMILY』などのヒット作を担当することでも知られる集英社の名物編集者・林士平氏と出会います。
林氏との出会いを機に打ち合わせを重ね、読切作品の掲載を経て、初連載作である『BLACK TORCH』の創刊へとつながっていきました。
海外での評価も非常に高く、2019年にはフランス・パリで開催されたヨーロッパ最大の日本文化の祭典「Japan Expo 2019」にゲスト参加するなど、グローバルな人気を誇っています。
『BLACK TORCH』の作品概要とあらすじ
『BLACK TORCH』は、集英社が発行する『ジャンプSQ.』2017年2月号から連載がスタートしたSFアクション漫画です。
その後、Web漫画誌『少年ジャンプ+』に移籍して2018年7月まで連載され、単行本は全5巻が刊行されています。
- 連載誌: 『ジャンプSQ.』 → 『少年ジャンプ+』(集英社)
- 単行本: 全5巻(ジャンプコミックス)
- アニメ制作: 100studio(2026年7月4日放送開始)
- 主な配信サービス: Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT等で順次配信
物語の主人公は、忍者の末裔として祖父に育てられた高校生・我妻弐郎(あづま じろう)です。
弐郎は生まれつき動物と会話ができる能力を持っており、ある日、森の中で傷つき倒れていた黒猫・羅睺(ラゴウ)を救います。
しかし、羅睺の正体はかつて「黒き凶星」と恐れられた伝説の“物ノ怪(もののけ)”でした。
羅睺の強大な力を狙う他の物ノ怪の襲撃により、弐郎は胸を貫かれて命を落としてしまいます。
弐郎の心意気に打たれた羅睺は、彼を助けるために自身の体と融合。
命を取り留めた弐郎は物ノ怪の力を宿し、国の秘密組織「公儀隠密局」の特務部隊《黒の灯火(ブラックトーチ)》の一員として、人間と物ノ怪の凄惨な戦いに身を投じていくことになります。

タカキツヨシの他の連載作品・代表作紹介
タカキツヨシ先生は『BLACK TORCH』の終了後も、魅力的なSF世界観を描いた作品を発表し続けています。
ここでは、タカキ先生の他の連載作品や注目の読切作品をご紹介します。
『HEART GEAR』(ハートギア)
『少年ジャンプ+』にて2019年4月3日から2024年6月26日まで連載された、SFヒューマンドラマ&アクション漫画です。単行本は全7巻が刊行されています。
- 掲載誌: 『少年ジャンプ+』(集英社)
- 単行本: 全7巻
物語の舞台は、人類が滅びかけた崩壊後の世界。
人間唯一の生き残りである少女・ルゥと、彼女を育てるギア(ロボット)のゼットが暮らす穏やかな日常から始まります。
しかし、狂人機(インセイン)の襲撃によってゼットが大破してしまい、ルゥはゼットを修復するためのパーツを探す旅に出ることを決意します。
旅の途中で出会う軍人ギア・クロムとともに、過酷な世界を巡る冒険が美しく、かつ迫力満点に描かれています。
作者の体調不良による長期休載を挟みつつも、2022年8月に連載が再開され、2024年に無事完結を迎えました。
デビュー作・読切作品
タカキ先生の原点となる読切作品や短編作品も存在します。
- 『FREAKS』: 『ジャンプSQ.CROWN 2016 WINTER』に掲載されたデビュー読切。悪魔と人間の姉弟を描いた切ないアクションストーリーで、後にTwitter上でも『悪魔と人間の話』として再掲されました。
- 『おはよう、邪神さん』: 2025年11月16日に『少年ジャンプ+』の「サクヨミ+」にて公開されたショートショート。海辺で黄昏れる少女と邪神の交流を描いたコメディ要素のある作品です。
アニメ化とタカキツヨシ作品の今後の展望(記者考察)
2026年7月より放送が開始されたTVアニメ『BLACK TORCH』は、原作の持つ重厚な作画と疾走感あるアクションが忠実に再現され、大きな話題を呼んでいます。
監督を馬引圭氏、アニメーション制作を100studioが手掛け、主人公・我妻弐郎役を鈴木崚汰さん、羅睺役を上田燿司さんが演じるなど、実力派キャスト陣が集結しました。
漫画業界の文脈から分析すると、タカキツヨシ先生の作品は「日本のアクション表現」と「海外ウケするSF・ダークファンタジー要素」が見事に融合している点が最大の強みであると考えられます。
特に、担当編集者である林士平氏が手掛けた『チェンソーマン』や『SPY×FAMILY』『ダンダダン』といった作品群は、連載初期段階から海外市場でのヒットを見据えた重厚な作画とスタイリッシュな演出を特徴としています。
『BLACK TORCH』もまた、まさにその潮流の先駆けとして海外(特に欧州)で高い評価を獲得してきた経緯があります。
全5巻というコンパクトな巻数でまとまっているため、アニメ化によって配信プラットフォーム(NetflixやPrime Video等)を通じて新規ファンが原作を一気読みしやすいというメリットもあります。
また、『HEART GEAR』の完結や2025年冬の読切『おはよう、邪神さん』の発表など、タカキ先生の創作活動は順調に続いています。
アニメ化による『BLACK TORCH』の世界的な再評価をきっかけに、次回作や『HEART GEAR』のアニメ化など、さらなるメディア展開へ繋がっていく可能性は極めて高いと評価できます。
まとめ
漫画家・タカキツヨシ先生は、集英社を中心として『BLACK TORCH』や『HEART GEAR』などの名作アクション漫画を生み出してきた実力派作家です。
福岡の出張編集部で林士平氏に見出された経歴を持ち、スタイリッシュな絵柄と重厚なバトル描写で国内のみならず海外でも高く評価されています。
2026年7月からのTVアニメ『BLACK TORCH』の放送を機に、ぜひ原作コミックス全5巻や、他の連載作品『HEART GEAR』もあわせてチェックしてみてください。
よくある質問
『BLACK TORCH』の漫画は全何巻で完結していますか?
全5巻で完結しています。集英社のジャンプコミックスから刊行されており、電子書籍でも全巻読むことができます。
タカキツヨシ先生の最新作や最新の連載作品は何ですか?
長編連載としては『少年ジャンプ+』で2024年6月まで連載された『HEART GEAR』(全7巻)が最新の連載作品です。また、2025年11月には読切『おはよう、邪神さん』が公開されています。
『BLACK TORCH』のアニメはどこで制作・配信されていますか?
アニメーション制作は「100studio(ワンダブルオースタジオ)」が担当し、2026年7月4日よりTOKYO MXほかにて放送されています。配信はNetflixやAmazon Prime Video、U-NEXT等で視聴可能です。