DMM TVの視聴履歴はプロフィールごとに分けられますが、FANZAを含むDMMの別サービスまで家族別に分離する機能ではありません。家族利用では「DMM TVのプロフィール」と「DMMアカウント全体」を別々に管理することが重要です。
特に間違えやすいのが、「DMM TVで家族用プロフィールを作れば、同じDMMアカウントで使う他サービスの情報も見えなくなる」という認識です。DMM公式では、プロフィール設定が反映される範囲をDMM TV内のビデオ作品としており、ブラウザ利用時にはメインプロフィールが適用されます。DMMヘルプセンター+1
2026年9月15日時点のDMM・FANZA公式ヘルプを確認すると、DMM TVのプロフィール、FANZA TVの視聴履歴、検索履歴、購入済み動画では管理方法がそれぞれ異なります。この記事では、家族とDMM TVを使う場合にどこまで履歴を分けられるのか、何を設定しておくべきかを順番に整理します。
DMM TVとFANZAの履歴はプロフィールで分けられる?
DMM TV内のビデオ視聴履歴は、利用者ごとにプロフィールを作ることで分けて管理できます。一方、そのプロフィールを使ってFANZAを含むDMMの別サービスまで家族別に分離することはできません。
DMM TVでは、DMMプレミアム登録時にメインプロフィールが作成され、さらに最大3つのプロフィールを追加できます。つまり、メインを含めて最大4プロフィールまで利用可能です。DMMヘルプセンター+1
プロフィールごとに主に分けられるのは、次の情報です。
- DMM TV内のビデオ視聴履歴
- 表示されるおすすめ作品
- プレイヤー設定
- 年齢による視聴制限
たとえば契約者と家族3人で利用するなら、それぞれ別のプロフィールを用意することで、DMM TVで見た作品の履歴やおすすめが同じ場所に混ざるのを避けやすくなります。
ただし、ここには明確な範囲があります。
DMM公式ヘルプでは、プロフィールの設定が反映されるのは「DMM TV内のビデオ作品」と案内されています。また、DMM TV以外のサービスではプロフィールを利用できません。DMMヘルプセンター+1
さらに、WebブラウザでDMM TVを利用すると、自動的にメインプロフィールが適用されます。アプリのように家族用プロフィールへ切り替えて使う仕組みではない点にも注意が必要です。DMMヘルプセンター
ここから分かるのは、「DMM TVのプロフィール」と「DMMアカウント」は役割が違うということです。
プロフィールはDMM TVでの視聴環境を利用者ごとに整理する機能です。それに対しDMMアカウントは、DMM.comやFANZAなど複数のサービスへログインするための共通の入口になります。DMM公式でも、1つのDMMアカウントでDMM.com・DMM GAMES・FANZA・FANZA GAMESへログインできると案内されています。DMMヘルプセンター
そのため、DMM TVの履歴が家族ごとに分かれていても、DMMアカウント自体へアクセスできる状態なら、「DMM全体が家族別に分離されている」とは考えないほうが安全です。
筆者としては、この境界を最初に理解しておくことが家族利用では最も重要だと考えます。プロフィールは「DMM TV内を整理する機能」であって、共通アカウントを複数の独立したアカウントへ変える機能ではありません。
DMM TVを家族で使うならプロフィールとセキュリティコードをどう設定する?
家族でDMM TVを利用するなら、利用者ごとにプロフィールを分けたうえで、プロフィール管理と共用端末のログイン状態を確認する方法が実用的です。
DMM TVでは追加プロフィールを最大3つ作成できます。スマートフォン、タブレット、テレビなどのDMM TVアプリでは、作成済みプロフィールを選んで利用できます。DMMヘルプセンター+1
家族3人で利用する場合は、次のような分け方が分かりやすいでしょう。
利用者 プロフィール 主な使い方
契約者 メインプロフィール 契約・購入・各種設定
家族A 追加プロフィール 個別の動画視聴
家族B 追加プロフィール 個別の動画視聴
DMM TVではプロフィールに年齢による視聴制限を設定できます。また、作品購入やポイントチャージをメインプロフィール利用時だけに限定する設定も用意されています。DMMヘルプセンター
プロフィールへのアクセスを制限したい場合は、Webブラウザのプロフィール管理から数字4桁のセキュリティコードを設定できます。コードを設定したプロフィールには鍵が付き、DMM TVアプリで切り替える際にコード入力が必要になります。DMMヘルプセンター
ただし、セキュリティコードはDMMアカウント全体を保護するパスワードとは別物です。
DMM公式は、DMM TVアプリ以外ではプロフィールを切り替えられず、ブラウザ版DMM TVではメインプロフィールが自動適用されると案内しています。プロフィールに設定したセキュリティコードも、DMM TVアプリ利用時に有効となる仕組みです。DMMヘルプセンター
この仕様を考えると、リビングのテレビではプロフィールを分けるだけでも効果がありますが、家族共用PCのブラウザでは別の注意が必要になります。
共用PCでDMMへログインした状態を残していると、次回も同じブラウザからDMMアカウントへアクセスできる可能性があります。DMMの自動ログイン機能についても、公式は第三者が利用する端末では設定しないよう注意を促しています。DMMヘルプセンター
特に気をつけたいのが、DMMアカウントのメールアドレスとパスワードです。
DMM公式では、メールアドレスとパスワードによってDMM内のショッピング利用やアカウント情報の確認・変更が可能になるため、他人に知られないよう十分注意するよう案内しています。DMMヘルプセンター
つまり、家族利用で分けるべきものは「視聴プロフィール」だけではありません。
DMM TVを家族で見るためのプロフィールと、DMM全体へ入るためのログイン情報は役割が異なります。この2つを同じものとして扱わないことが、履歴管理だけでなくアカウント管理の面でも大切です。
FANZAの視聴履歴・検索履歴・購入履歴はどう管理される?
FANZA側では、「視聴履歴」「検索履歴」「購入履歴」を一括して考えないほうが分かりやすくなります。それぞれ保存期間や削除方法が異なるからです。
まずFANZA TVの視聴履歴です。
公式ヘルプでは、FANZA TVの視聴履歴は再生から最大12カ月保存されます。一定期間が経過するか、DMMアカウントを退会するまで残り、DMMプレミアムやFANZA TV Plusを解約しただけではWeb上の履歴は直ちに消えません。DMMサポート
ここは家族利用だけでなく、解約を考えている場合にも見落としやすいところです。
「月額サービスを解約した=視聴記録も同時に消える」という仕組みではありません。契約状態と履歴の保存は別に考える必要があります。
次に検索履歴です。
FANZA TVでは検索履歴を削除できます。Webブラウザでは検索欄に表示される履歴から削除でき、対応するDMM TVアプリ側でも検索履歴の削除操作が用意されています。DMMサポート
ただし、WebブラウザとDMM TVアプリの検索履歴は共有されていません。
両方を利用している場合、ブラウザ側だけ削除してもアプリ側の検索履歴まで一緒に消えるわけではありません。それぞれ確認して削除する必要があり、一度削除した検索履歴は元に戻せません。DMMサポート
そして、さらに区別しておきたいのが購入履歴です。
DMMアカウントでは、購入した商品・サービスを「購入履歴」から確認できます。FANZA TVやFANZA TV Plusの月々の支払い状況についても、公式ヘルプは購入履歴で確認するよう案内しています。DMMサポート+1
購入済み動画については、視聴履歴や検索履歴とは扱いが異なります。
FANZA公式ヘルプでは、購入済み動画を購入済み商品ページや履歴から削除することはできません。購入済み一覧で見えにくくしたい場合は、マイリスト機能を使って「非表示」にする方法が案内されています。DMMサポート
非表示にした動画は「非表示商品一覧」へ移り、あとから非表示を解除することもできます。
つまり、「非表示」と「購入記録の削除」は同じ操作ではありません。購入済み一覧から見えなくすることはできても、購入そのものをなかったことにする機能ではないと理解しておく必要があります。
整理すると、FANZA関連の主な履歴は次のように扱いが分かれます。
- 視聴履歴:再生から最大12カ月保存
- 検索履歴:削除可能だがWebとアプリは別管理
- 購入履歴:DMMアカウントから確認可能
- 購入済み動画:購入済み商品ページや履歴から削除できず、非表示で整理

「履歴を消したい」と考えたとき、最初にどの履歴なのかを分けるだけで操作ミスはかなり減ります。
視聴した記録なのか、検索した言葉なのか、購入した記録なのか。この3つを別々に確認するのが近道です。
DMM TVとFANZAを家族利用するとき何を確認すればいい?
家族に見られたくない情報がある場合、DMM TVのプロフィールだけに頼らず、「プロフィール」「アカウント」「ブラウザ」「端末」「履歴」の5点を確認するのが現実的です。
最初に行いたいのは、DMM TVのプロフィール分けです。
家族が同じプロフィールを使えば、そのプロフィール内では視聴履歴やおすすめが共有されます。DMM TVを家族で利用するなら、可能な範囲で利用者ごとのプロフィールを作っておくほうが整理しやすくなります。DMMヘルプセンター
次に、必要なプロフィールへセキュリティコードを設定します。
DMM TVアプリでは、鍵が設定されたプロフィールへ切り替えるときに4桁のコード入力が必要になります。家族共用テレビで特定プロフィールへ自由に入られたくない場合に使える機能です。DMMヘルプセンター
ただし、ここで安心しきらないことがポイントです。
Webブラウザ版ではプロフィールを切り替えられず、メインプロフィールが適用されます。つまり、アプリ上のプロフィールロックと、ブラウザに残っているDMMアカウントのログイン状態は別に管理しなければなりません。DMMヘルプセンター
家族共用PCやタブレットを使う場合は、次の状態を確認しておくと分かりやすくなります。
- DMM TVでは利用者ごとにプロフィールを分ける
- 必要なプロフィールにはセキュリティコードを設定する
- 家族共用ブラウザでは自動ログインを残さない
- 共用端末そのものにも画面ロックを設定する
- DMMアカウントのメールアドレスとパスワードを不用意に共有しない
- FANZA TVの視聴履歴と検索履歴を別々に確認する
- WebとDMM TVアプリの検索履歴をそれぞれ確認する
- 購入済み動画は「削除」ではなく「非表示」で整理する
特に「ログインしたまま」の扱いは重要です。
DMM公式は、自動ログインを設定すると同じ端末・同じブラウザから次回以降も自動でログインできると説明しています。一方、第三者が利用する端末では自動ログインを設定しないよう注意しています。DMMヘルプセンター
家族で同じ家に住んでいても、アカウント管理の考え方は同じです。
テレビで動画だけを見る家族に対して、DMM全体へ入れるブラウザのログイン状態まで共有する必要はありません。利用する範囲に合わせて入口を分けるほうが管理しやすくなります。
さらに、心当たりのないアクセスが気になる場合はログイン履歴も確認できます。
FANZA公式ヘルプでは、DMMアカウント情報からログイン履歴を開き、アクセス元の国・地域を確認できると案内しています。表示される地域はグローバルIPアドレスを基にした推定で、心当たりのないログインがある場合はパスワード変更と利用状況の確認が案内されています。DMMサポート
家族利用の履歴対策というと「何を消すか」に目が向きがちですが、実際には「どの端末から、どのアカウントへ入れる状態なのか」を確認するほうが重要です。
履歴を削除する作業だけでは、ログインできる状態そのものは変わりません。
DMM TVとFANZAの履歴管理は「二層」で考えると分かりやすい
筆者としては、DMM TVとFANZAを家族環境で利用するなら、履歴管理を「DMM TV内」と「DMMアカウント全体」の二層に分けて考える方法が最も分かりやすいと考えています。
一層目は、DMM TVでの家族視聴です。
ここではプロフィールを利用者ごとに分けます。視聴履歴、おすすめ、プレイヤー設定などがプロフィールごとに管理されるため、家族で同じ動画サービスを使う場合の整理に向いています。DMMヘルプセンター
年齢による視聴制限やセキュリティコードも、この層の管理に使う機能です。
一方、二層目はDMMアカウントそのものです。
こちらにはDMMへのログイン情報、購入履歴、各サービスへのアクセスなどが関係します。DMM TVの追加プロフィールを作っても、このDMMアカウント自体が家族別に分割されるわけではありません。DMMヘルプセンター
この違いは、ブラウザ利用を見ると特に分かりやすくなります。
DMM TVアプリではプロフィールを切り替えられますが、ブラウザ版DMM TVではメインプロフィールが適用されます。プロフィールのセキュリティコードもDMM全体のログインロックではありません。DMMヘルプセンター
つまり、DMM TVで家族用プロフィールを作っただけでは、プライバシー管理は完了していないということです。
ここで私が重要だと感じるのは、「履歴をあとから消せるか」より先に「どこへログイン状態を残すか」を決めることです。
FANZA TVの検索履歴は削除できますが、Webとアプリは別管理です。視聴履歴は最大12カ月保存され、購入済み動画は購入済み商品ページや履歴から削除する仕組みではありません。DMMサポート+2DMMサポート+2
こうした仕様を見ると、利用後にすべての記録を消して回る方法には限界があります。
自分だけが利用するスマートフォンではログインを維持し、家族共用ブラウザではログイン状態を残さない。テレビでは家族ごとのDMM TVプロフィールを使う。このように端末の用途から分けるほうが、毎回履歴を確認するより管理しやすいでしょう。
「あとから隠す」ことを中心にするのではなく、「最初から共用する範囲を限定する」という考え方です。
これはFANZAだけの問題ではありません。1つのアカウントで複数サービスを利用できるDMMの仕組みそのものを理解したうえで、動画用プロフィールとアカウント認証を別々に管理することがポイントになります。
DMM TVとFANZAの履歴を分ける方法を整理
DMM TVでは、利用者ごとにプロフィールを作ることで、DMM TV内のビデオ視聴履歴やおすすめ、プレイヤー設定を分けられます。メインを含めて最大4プロフィールまで利用可能です。DMMヘルプセンター+1
ただし、DMM TVのプロフィール機能はDMM TV内のビデオ作品を対象としたものです。FANZAを含むDMMの別サービスまで家族ごとのプロフィールへ分割するものではありません。
FANZA TVでは、視聴履歴は再生から最大12カ月保存されます。検索履歴は削除できますが、WebブラウザとDMM TVアプリでは別管理です。購入済み動画については、購入済み商品ページや履歴から削除できず、非表示で整理する仕組みになっています。DMMサポート+2DMMサポート+2
家族で使う場合は、DMM TVのプロフィールを人数に合わせて分け、必要なプロフィールにセキュリティコードを設定したうえで、共用ブラウザへDMMアカウントのログイン状態を残さない運用が分かりやすい方法です。
DMM TVの「プロフィール」とDMM全体の「アカウント」は別物です。この違いを押さえておけば、どの履歴を分けられるのか、どこを個別に管理する必要があるのかを判断しやすくなります。
よくある質問|DMM TVとFANZAの履歴管理
DMM TVのプロフィールを分ければFANZAの履歴も家族別になりますか?
なりません。
DMM TVのプロフィール設定はDMM TV内のビデオ作品に反映される機能で、DMM TV以外のサービスではプロフィールを利用できません。DMMヘルプセンター+1
FANZA TVの視聴履歴は解約すれば消えますか?
DMMプレミアムやFANZA TV Plusを解約しただけでは、Web上の視聴履歴は直ちに消えません。
公式ヘルプでは、視聴履歴は再生から最大12カ月保存され、一定期間の経過またはDMMアカウントの退会まで残ると案内されています。DMMサポート
FANZAの購入済み動画は履歴から削除できますか?
購入済み動画は、購入済み商品ページや履歴から削除できません。
購入済み一覧で見えない状態にしたい場合は、マイリスト機能を使って非表示商品一覧へ移します。非表示は解除できるため、購入記録そのものの削除とは異なります。DMMサポート